お父さんのたまご焼き

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【防災対策は難しくない】いつ地震がきても自分や家族を守る自信がありますか?

地震

どうも、元防災担当の公務員ブロガー「お父さんのたまご焼き」です。


2018年6月、大阪で震度6弱を観測する地震がありましたね。


登校中の女の子(しかも挨拶当番ということでいつもより早く登校)が、倒れてきた学校のブロック塀に挟まって亡くなるという痛ましい事故もありました。子を持つ親としては、朝、元気に出て行った子どもが・・・と、親御さんのお気持ちを思うといたたまれません。 


少なからずお亡くなりなった方がいらしたこと、心よりご冥福をお祈り申し上げます。


大阪や関西は、過去に阪神・淡路大震災を経験しているから大規模な被害は発生しなかったようです。


建物の耐震化が進んだことによる建物の倒壊が少なかったことや時間帯的に火災が少なかったことが要因ではないでしょうか?


さすが、一度でも大きな災害を経験していると、日頃から準備していたり、いざという時に落ち着いて行動できているんでしょうね。


では、これを読んでいるみなさんはどうでしょうか?同じような状況で同じように行動できます?


わたしはたぶん、パニクります!


どんだけ知識があっても、経験してなければ、だいたいパニクって身体が動かない。パニクって動けないというよりは「たぶん、大丈夫じゃね?」って思っちゃいます。


経験してないって、そういうことなんです。
eggs-of-father.hatenablog.jp


どこかで、まさか自分が・・・と考えて、根拠もないのに自分は安全だと思ってしまう。


正常性バイアスってやつです。

正常性バイアス(せいじょうせいバイアス、英: Normalcy bias)とは、認知バイアスの一種。社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。「正常化の偏見」、「恒常性バイアス」とも言う。
Wikipediaより

なので、人は災害発生時には何もできない(しない)と思って、対策をとるべきです。


そこで、動けない(動かない)ことを前提として、特に、夜に家で大地震にあったことを想定とした地震対策について、ご紹介します。




ツッパリ棒で家具の転倒から自分を守る

まず、一番最初に思いつくのは、やっぱりツッパリ棒ですね。基本中の基本。

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でも、意外とやってない人が多いんですよ。わたしの自治体でもアンケートをとると約3~4割ぐらいしかやってない。


行政のアンケートに答える人って意識が高い人が多いにもかかわらずそんなもんです。だから、本当はもっと少ないかもしれません。


背の高い家具があれば寝室だけでもいいので、ぜひ取り付けて下さい。


寝ていたら、起きているとき以上に動けないですよ。そもそも、まず起き上がれない。


震度6以上の揺れがどれほどか、ぜひ近くの防災訓練に行って体験車があったら乗ってみて、震度6以上の揺れを体験してみてください。


なお、ツッパリ棒の取り付けは、家具の前側の方に取り付けてた方がいいそうです(宅建協会の災害研究グループで勉強している会員の方が言っていました)。わたしも早速、前側に付け替えました。
※ツッパリ棒の取り付け位置については、奥側がいいと言ってる人もいます。色々調べてご自分で判断してください。

家具が自分のところに倒れてこないように配置して自分を守る

ツッパリ棒がきかない天井なら、家具の設置向きを、もし家具が倒れてもベッドや布団に直接倒れてこない向きにして下さい。

これ、意外と知られてないんです。行政的に広報の仕方がよくないのかもしれませんねー。反省。


阪神・淡路大震災は早朝に起き、家具に挟まった人がたくさんいました。ケガをした人の約50%は家具の転倒によるものでした。


それ以来、家具の転倒防止が呼びかけられるようになりました。


でも、多くの人はツッパリ棒の取り付けだけ注目したために、そのうち・・・といって取り付けなかった人は、そのまま忘れてしまい、結局と対策しないままになって、また地震にあう。


結果、家具にはさまれてしまいケガ、最悪は亡くなってしまう。


過去に阪神・淡路大震災を経験していたはずなのに、大阪の地震でも転倒した家具に挟まれて亡くなった方がいます。


ツッパリ棒を購入するというハードルが行動を躊躇させちゃうんですよね。いつも、ホームセンターにたくさんある訳じゃないし、買いに行ったら売り切れだったりして。


その点、家具の向きを変えるだけなら、今すぐできます。何も買い足す必要はないし。


模様替えと思って、ぜひやってみて下さい。



枕元に靴(スリッパ)を準備してケガから自分を守る

寝室にはスリッパや靴を置いておきましょう。


別に新たに買わなくてもいいので、はき古したものや流行遅れで、げた箱の奥に眠っているもので十分。


夜、災害が起きると、ほぼ停電で何も見えない。そんな中、歩こうとするとガラスの破片やなんやかんやで足の裏をケガします。


阪神・淡路大震災の負傷者のうち約25%がガラスなどによるケガでした。先ほどの家具の転倒と合わせると、転倒防止と靴の準備で大半のケガは防げることになります。


だから、どんな靴(スリッパ)でもいいので一足あると、その場から動くことができます。


じゃあ、動けることがなぜ重要なのか?


だって、今にも崩れそうな家だったら、その場にいたくないでしょ!


そういうことです。



まずはできるところから始めよう

何かを新たに購入するというのは、日ごろの備えとしてはチョット、ハードルが上がりますよね。


いつ使うかわからないから「今度でいいかな?」と、つい思ってしまう。


この「今度でいいかな?」も”正常性バイアス”です。自分だけは大丈夫だと思って、先送りしてしまう。


これは心理学的に仕方がないことのようです。


ですから、改めて何か購入しなくてもいい対策から始めてみてはいかがでしょうか?


家具の配置と不要になった靴を枕元に!


以上、よろしくお願い申し上げます。