どうも、おとたま(@ototama46)です。
歯医者さんって、なんか怖いよね?
なんで、歯医者って怖いイメージなんですかね?
やっぱり、あの「キュィ~ン」って音のせいでしょうか?
それとも、歯医者は虫歯になっていくところなので、その虫歯のズキズキする痛さとあの歯医者独特の音のシナジー効果が怖さを増幅しているかもしれませんね。
でも、ぜひ定期的な歯科検診は受けてほしい。
よく、高齢者へ防災の話をするときに場を和ますために話すんですが、
「食べ物などの備蓄とともに、ぜひ入れ歯も一緒に備蓄しておいて下さい。だって、大きな地震が来たら洗面所の入れ歯なんて揺れでどっかに吹っ飛んじゃって見つかりませんよ。それに、すぐには新しいの手に入らないから何にも食べられなくなってしまいますよ。」と。
これ、笑い話のようで実は結構、重要なことです。
だって、災害時にはそんなにいろんな食べ物ないですから、食べられない物があるというのはつらい思いします。
しかも、入れ歯の備蓄なんて現実的じゃないですから、特に総入れ歯な高齢者にならないよう一本でも多く自分の歯を残すために早めの手入れが重要です。
そこで、今回はわたしは6年ぐらい、最近では子どもも受け続けてる歯医者の予防的な定期検診について、お伝えします。
歯の定期検診は大人のたしなみであり、父親として子どもを虫歯にさせない第一歩です。
歯の定期検診に行くきっかけ
わたしが歯の定期検診に行くようになったきっかけは、行政からの受診の案内を受けたことです。
わたしの住む街では、40才になると行政から歯科検診の無料受診券が届きます。
40才以降は定期的(たしか5年おき)に無料受診の案内が届きます。
以前から歯の予防検診に興味があったし、せっかく無料券がきたので、行政の補助に対応している近所の歯医者に行って検診を受けたのが最初です。
無料歯科検診の範囲に注意
自治体、または歯医者によって違うかもしれませんが、わたしの場合はホントに見てくれる(チェック)ところまででした。
つまり、処置は対象外。
虫歯の治療はもちろんですが、歯石除去なんかのクリーニングも。
でも、チェックは虫歯だけでなく、歯石の付着や歯ぐきの状態(腫れや出血)、歯周ポケットの深さまで見てくれました。
まぁ、そこまで見られると、それまで定期検診してなければ何かしら問題がありますよね(^。^;)
虫歯が見つかればそのまま治療、虫歯がなくても、もしよければこのままクリーニングしませんかって話になります。
で、わたしは、そのまま歯の定期検診を受け続けることにしました。
歯科検診はメリットしかない
そんなこんなで約6年間、歯の定期検診を3~4ヶ月に1回受け続けてますがメリットしかありません。
思いつくデメリットはお金がかかることと時間が必要なことぐらい。
お金についてはこんなツイートも見かけましたので、一概にデメリットとも言えないです。
時間も虫歯になれば治療の方が時間かかるのでデメリットでもなんでもないですよ。
わが家は、今では子どもも含めて家族全員、定期検診を受けてます。
歯科検診はさまざまな病気の予防になる
一番のメリットは、やはり予防です。
歯垢除去のクリーニングをしてくれるので、当然、虫歯予防になります。
しかし、歯垢の付着が発端の病気は虫歯だけではありません。
30代の約8割(LIONのHPより)、また、2,210万人、国民の5~6人に1人(日本臨床歯周病学会HP(平成19年国民健康・栄養調査より))がかかっているといわれる歯周病の原因も歯垢なのです。
その歯周病ですが、最近ではいろんな病気を引き起こすといわれています。
糖尿病をはじめ、脳血管障害、心臓病・動脈硬化、肺炎、メタボリック症候群など。
妊婦(胎児)にも影響があると言われてます。
わたしも小さいころ、虫歯が原因で心臓病になって亡くなった人がいるなんて話を聞いたことがありました。
当時は、歯みがきをしない子どもへの脅し程度と思っていましたが、どうもホントだったみたいです。
そんないろんな病気を引き起こすといわれている歯周病予防の一番効果的な対策が、毎日の歯みがきと、まさに定期的な歯科検診によるクリーニングなんです。
しかも、歯垢が歯石になってしまうと、歯みがきで取り除くことができず、歯医者でのクリーニングじゃないと取り除くことは難しくなります。
なので、定期的に歯垢のうちにクリーニングすることで、歯石になるのを防ぐこともでき、日々の歯みがきも効果的になります。
歯科検診で虫歯や歯周病の早期発見
言うまでもなく、虫歯や歯周病の早期発見にも定期的な検診は有効です。
職場なんかで受けている身体の定期健康診断と同じですね。
早期発見できれば、早く治るし治療期間も短く、お金も安く済みますしね。
歯科検診は口の中の病気をいろいろ見てくれる
当然、口の中を見てくれるわけですが、歯とその周辺(歯ぐき)だけではありません。
舌の状況や口の中全般も見てくれます。
なので、舌や口腔内の癌なんかも一緒に見てくれいますので、もし万が一の時、がんが発見されても早期発見につながります。
たま~にですが、舌がんとか聞きますもんね。
虫歯だけじゃない口に関する病気の早期発見、予防にも定期的な歯科検診は有効です。
できれば、口腔外科もやってる歯医者さんを選ぶことをおすすめします。
歯科検診の最大メリット(?) 歯みがき指導
定期検診を受けていて一番良かったことは、実はこの歯みがき指導です。
わたし、今、朝も夜も約5分間ぐらいかけて歯を磨いています。
40歳ぐらいまで朝しか、しかもチャチャっと歯みがきしてたんですが、歯の定期検診に行くようになって夜も、そして、しっかり磨くようになりました。
自分では結構ちゃんと磨いているつもりでした。
しかし、ある検診の時に歯科衛生士さんにこう言われました。
「犬歯の周辺の内側が磨けてないですね。結構みなさん磨けてないんですよ。奥歯と前歯はしっかり磨いてる人でも、奥歯と前歯の間の犬歯周辺の裏側って、奥歯と前歯の間だからつい飛ばしがちで、簡単にすましちゃうんですよ。前歯と奥歯は磨けているので、犬歯周辺は最後にもう一回意識して磨いてくださいね。」
自分でも気づかない磨きぐせがあるらしいです。
それ以来、犬歯周辺の裏側は特に意識して磨いていますので、その後、指導されることはなくなりました。
そんなことも定期検診の時に指導してくれます。
これは、ホント定期検診を受けたからこそ得られたメリットです。
歯科検診に一緒に行くから子供も怖がらない
わが家は家族全員で歯の定期検診を受けていますので、当然、子どもも含め全員で歯医者に行きます。
最近の歯医者はキッズスペースなんかもあるので、待ち時間も子どもが退屈せずに済みます。
最初のころは子どもも小さく、親だけ検診を受けていましたが、ムスメが3歳になって定期検診を受けさせました。
怖がるかなぁ~、と思っていましたが全然怖がることもなく、簡単なクリーニングとフッ素塗布をなんなく受けてニコニコしてもどってきました。
ムスメに怖かったか聞いてみると「いつもついてきてたから全然怖くなかった。イチゴの味がした!」と言ってました。
親がいつも行っている姿を見て、子どもも歯医者さんは怖い場所などという先入観を持つことなく、安心して受診できたのではないかなと思っています。
定期的に歯科検診を受けて、歳をとっても自分の歯で
以前から「80-20運動」ってありますよね。80歳のときに20本の自分の歯を残そう!ってやつです。
最初にも書いたように自分の歯を残すことは、イザってときにとても重要です!
だから、定期検診を受けていつまでも、好きなものをおいしくいただけるよう歯を大事にしましょう。
以上、よろしくお願い申し上げます。
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